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データファイル  コミュニケーション科学研究所 

全国縦断マーケット調査 宮城県

【月刊HOTERES 2017年05月号】
2017年05月12日(金)
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観光入込数6000 万人台へ回復
 平成27 年の宮城県の観光入込数は6066 万人で、前年比323 万人増加となった。東日本大震災前の平成22 年は6128万人を記録したが、震災のあった平成23 年には4315 万人に落ち込み、以来順調に回復を重ね、5 年目の27 年で6000 万人台を回復した。回復した要因として、各種イベントの増強が挙げられる。第一に挙げられるのは、「SENDA 光のページェント」がある。仙台市都心部の定禅寺通と青葉区のケヤキ並木に数千万に上る数のLED を点灯するイルミネーションイベントで毎年300 万人の観光客を集めており、平成27 年も好調だった。このほか、利府町の「グランディ21」、亘理町の「わたり温泉鳥の海」、仙台うみの杜水族館のオープンなどが、観光入込客の回復を盛り上げている。
 
県民所得全国14
 当県の面積は7282.2㎢で、全国16 位。岡山県より大きく、熊本県より小さい。人口は230.7 万人で全国14 位。新潟県より大きく、京都府より小さい。年齢構成をみると14歳以下の幼年人口は12.8%、15 ~ 64 歳の生産年齢人口は61.8%、65歳以上の老年人口は25.5%で、全国と比較すると高齢化はやや緩やかとなっている。県民分配所得は6.7 兆円で全国14 位。一人当たり所得は285.7 万円であり、全国で埼玉県に次いで第20 位と比較的高い。産業別構成比をみると、第1 次産業は1.2%、第2 次産業は22.9%、第3 次産業は75.7%で、全国平均と比べると2 次産業比率が低い。工業出荷額は4.0 兆円で全国26 位、人口当たりでも171.6 万円で全国33 位と低い。
 
ホテルは件数・客室数とも堅調
 飲食店数は14 年で9736 店。内訳をみると、食堂レストランが1082 店で11.1%、専門料理店が3040 店で31.2%を占める。その中で多いのは中華料理店の1116 店で11.5%を占める。次いで日本専門料理店が785 店の8.1%と続いている。そのほか、すし店が483 店(5.0%)、そば・うどん店が469 店(4.8%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは1818店(18.7%)、酒場・ビアホールは2057 店(21.1%)と、両者で39.8%を占める。以上のほか喫茶店は492 店(5.1%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は253 店(2.6%)である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達飲食サービス業」は1106 店である。ホテル数は14 年で261 軒、客室数は2 万2038 室で、90 年からの伸び率をみると、ホテル数は全国の82.3%に対して当県は135.1%と平均を上回っている。客室数は全国の105.1%に対して当県は168.8%の伸びで、平均を上回っている。
 
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