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データファイル 日本フードサービス協会  2017 年2 月の外食産業市場動向

全体売り上げはおおむね好調、うるう年の前年を上回る

【月刊HOTERES 2017年04月号】
2017年04月28日(金)
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 2 月は、うるう年であった前年に比べ営業日数が1 日少なく、また祝日が土曜日と重なるなどの影響があったにもかかわらず、FF(ファストフード)の堅調などもあり全体売り上げは101.8%と6カ月連続して前年を上回った。また、初めて実施された「プレミアムフライデー」については、都心部の居酒屋など一部で集客にプラスとなるところもあったが、効果はまだ限定的と言える。 FF 業態では、全体売り上げは104.6%と前年を上回った。
 
「洋風」は、各社まちまちであったが期間限定商品などプロモーションが奏功したところもあり、売り上げは107.2%。「和風」は、店舗数の増加と新メニューの投入による客単価上昇で、売り上げは101.4%。「麺類」は、店舗数の増加、CM 放映効果などで、売り上げは103.3%。「持ち帰り米飯・回転ずし」は、恵方巻販売の好調と、回転ずしで価格が高めの商品を増やしていることなどから、売り上げは102.5%。「その他」は、カレーが期間限定商品などで客単価を上げ、売り上げ102.0%となった。
 
FR(ファミリーレストラン)業態の全体売り上げは98.6%と前年を下回った。おおむねどの業種も、営業日数減と土曜日が少ない曜日周りの影響で客数が減少、売り上げは「洋風」(98.3%)、「和風」(97.0%)、「中華」(98.2%)と前年を下回った。一方、2 月9 日に“肉の日”キャンペーンを行なった「焼き肉」は集客が好調で、店舗数増もあり、売り上げ103.3%となった。「パブ・居酒屋業態」は、飲酒業態は、2 月後半から客足増の兆候が見られる。「パブ・ビアホール」は、店舗増もあって客数106.6%、売り上げ105.5%となった。「居酒屋」は、引き続き店舗減のため、売り上げは95.3%となったが、都心部の一部ではプレミアムフライデーの集客に奏功した店もあった。
 
 ディナーレストラン業態に関しては、業績は各社まちまちであるものの、回復傾向の店もあり、店舗数・客数の増加で売り上げは102.9%となった。
 
 喫茶業態は、季節メニューや店舗キャラクターにちなんだ販促が奏功し既存店が好調、売り上げは100.6%となった。

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