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Tourism and Bridal Market Data

観光・ブライダルマーケットエリアデータファイル《日立市編》

【週刊ホテルレストラン2017年04月14日号】
2017年04月14日(金)
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今回は多極構造である茨城県で、水戸市、つくば市に続く第3 の都市、日立市を取り上げる。かつては水戸市と並ぶ規模の都市であったが、近年は産業構造の変化から都市ポテンシャルが低下している。日立市を中心とする県北部のマーケットと共に県内の観光データを見ていこう。茨城県のマクロマーケットは水戸市編を参照。
 
文殊リサーチワークス http://monju-rw.com
毎月第2週号に掲載
 
 
1. マーケットポテンシャル
 日立市の人口ボリュームは現在18 万5182 人(2016 年3 月末)。県内人口に占めるシェアは6.3%。茨城県北部マーケットにおいて最も大きい人口規模を有する中心都市である。日立市は日立グループ創業の地であり、企業城下町を形成している。1985 年頃の最盛期には22 万人の人口を擁し、水戸市と2 極構造を形成していた。現在は産業構造の変化により人口ポテンシャルが低下する傾向にある。その他の茨城県北部の主要都市を見ると、ひたちなか市が15 万8052人で、日立市と並び人口10 万人以上としてなっている。ひたちなか市は北関東自動車道の起点として整備が進んでおり、水戸市のベッドタウンとしても機能している。
 
 人口増加率を見ると、日立市は▲ 4.9%(16 年/ 11 年)とマイナストレンドである。同市は長く県内2 位の座にあったが、2009 年にはつくばエクスプレス開業で人口増加しているつくば市に抜かれ県内第3 位となった。県内第1 位の水戸市は0.9%、第2 位のつくば市は4.7%でプラストレンドにあり、県内3 位の日立市としてはマーケットボリュームに開きが出ている状況だ。茨城県北部の主要都市の人口増加を見ると、すべての都市がマイナストレンドとなっている。その中でひたちなか市は▲ 0.2%、那珂市は▲ 0.9%と比較的微減に留まった。
 
 日立市の年齢構造を見ると、若年人口比率18.2%、適齢期人口比率23.0%であり、若年人口比率は全国レベル(18.0%)を上回ったものの、適齢期人口比率(25.1%)は下回った。その他の県北部主要都市を見るとひたちなか市は若年人口比率20.3%、適齢期人口比率25.5%と、共に全国レベルを上回った。これは水戸市を上回る値であり、県南部の都市と並ぶ高いレベルとなる。ただし、その他の県北部主要都市はおおむね若年人口比率、適齢期人口比率共に全国レベル以下になっている。高齢者人口比率もひたちなか市以外は総じて全国レベルを上回っているが、30%を超えて高齢化が進展している都市は見られない。
 
 将来推計人口を見ると、日立市は既に減少フェーズに突入しており、2035 年頃には2010 年ベースの約80%程度になると推計されている。その他の県内北部主要都市を見るとおおむねマイナストレンドになっており、2035 年頃には2010 年ベースの約20 ~ 30%程度の減少となっている。その中でひたちなか市は比較的減少ペースが緩やかであり、将来的には日立市と人口規模が並ぶ可能性がでてきている。水戸市とつくば市との人口規模の開きが大きくなっていくため、将来的に茨城県は2 極構造が顕著になっていくと考えられる。
 
 茨城県では現在の人口バランスが大きく変化していく可能性がある。日立市は最盛期と比較すると都市ポテンシャルの低下が否めないが、茨城県は、他の地方都市に見られるような一都市への極端な一極集中はなく、中心都市の人口規模は比較的拮抗していると言える。日立市には産業基盤が存在することから、今後も15 万人規模の中心都市として一定のポテンシャルを持つと考えられるだろう。
 
 
※「県北部の市部の人口マーケットトレンド」「県北部の市部の年齢構成」「県北部の市部将来推計人口」「都市勢圏」「拠点性と流入傾向」「県北部の主要都市の婚姻マーケットトレンド」「県内主要都市の結婚式場の事業実態」「茨城県内の観光入込」「茨城県内のイベント別上位来場者数」「茨城県内のイベント別上位来場者数」「茨城県の訪日外国人トレンド」
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