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Season7 Part2 「香り」をホテルの価値にする Season7 Part2 ホテルメッツ新潟 ホテルメッツ長岡

パブリックスペースのニオイ問題解決で 新潟県を訪れるお客さまに快適空間を提供

【月刊HOTERES 2017年03月号】
2017年03月17日(金)
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「新潟らしい“ 水” にこだわったコンセプトや付加価値のあるスーペリアルームで、ブランド力の向上を図っています」と言う斎藤陽介氏
「長岡の工芸品などを使いながら、“ 和モダン” のコンセプトをベースにしてホテルをデザインしています」と言う大関敏信氏
スタイリッシュなエレベーターホールにも、「airnote」のデザインはしっくりとなじむ(新潟)
客室のドア脇の壁に、左右交互に設置された「airnote」(新潟)
喫煙フロアであっても、エレベーター を降りた瞬間にタバコのニオイではなく「airnote」の香りが出迎えてくれる(長岡)
廊下の壁の陰に設置さ れていることもあり、「airnote」の存在は気にならない(長岡)
エレベーターの箱の中にも「airnote」を設置。 パーフェクトなニオイ問題解決を目指している(長岡)

エレベーターの箱の中にも
「airnote」を設置して問題解決
 
ホテルメッツ新潟が「airnote」を設置した2015 年の12 月7日、ホテルメッツ長岡は1999 年の開業以来初となるリニューアルオープンを迎えた。新潟が現場で使用し続けたことで、「airnote」の実力は既に実証されていた。そこでリニューアルオープンに合わせて、長岡でも「airnote」を導入することになった。
 
リニューアル前は2フロアが全室禁煙ルーム、それ以外のフロアは禁煙ルームと喫煙ルームが混在していた。そのためタバコのニオイに関するお客さまの声はよく聞かれたという。「以前はオゾン脱臭機で対応していましたが、客室がフル稼働しているときは時間内にタバコのニオイを完全に取り切ることができないケースもありました」とホテルメッツ長岡の支配人、大関敏信氏は新潟と同じかつての悩みを語った。
 
「いずれにしてもオゾン脱臭機は作業に長時間を要することから、オペレーション上における難しさがありました」リニューアル後は全6フロアの内、8階のみを喫煙フロアとして提供している。「airnote」設置後、喫煙フロアの8階でオゾン脱臭機を使うことはなくなった。エレベーターホールに1台、廊下の左右交互に5台設置された「airnote」が、「消して」+「香る」の力で喫煙フロアのパブリックスペースを快適空間として維持している。さらにホテルメッツ長岡では、2機のエレベーターの箱の中にも、「airnote」を1台ずつ設置している。
 
これによって喫煙フロアのタバコのニオイが禁煙フロアに移動してしまう問題を、ほぼ完璧に解決しているのだ。
 
「パブリックスペースにおけるタバコのニオイに関するお客さまの声は、まったく聞かれなくなりました」と大関氏は言う。「エレベーターの箱の中の『airnote』は、噴霧が最も少ない運転モード「Ⅰ」に設定していても、十分に役割を果たしてくれます」
 
また、ホテルファミリーオ佐渡相川は公園内にある2階建ての施設でエレベーターがないことから、廊下にのみ「airnote」を設置することで快適なパブリックスペースを実現している。
 
分煙の意識が全国的に広まりを見せる中、タバコを吸うお客さまにも吸わないお客さまにも快適な空間を提供しようと努めるトッキーのおもてなしの心が、「airnote」の技術によって具体的に表現されているのではないか。ホテルメッツ新潟、長岡ともに、地元にまつわる工芸品や絵画を館内に飾るなど、ホテルが立地する地域との結びつきを重視し、活性化につながる要素を積極的に取り入れている。新潟県を愛し、その地を訪れる人々をあたたかく迎え入れようとするホテルマンの気持ちが、「airnote」の力を十二分に引き出してくれるのだろう。
 

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