日ハムファイターズ日本一経済効果
　北海道日ハムファイターズでは、昨年10 月29 日セ・リーグの覇者広島カープを4 勝2 敗で下し、10 年ぶりの日本一を勝ち取った。日ハムは2004 年に北海道に本拠を移して以来はじめて観客動員200 万人を突破した。パ・リーグ公式戦と代表を決めるクライマックスシリーズ、広島との日本シリーズの試合による経済効果は250 億円と試算された。（道銀）さらに、札幌などでの百貨店やスーパーによる優勝セールを加えると、260 億円以上の経済効果が見込まれる。これから待たれる、JR 北海道新幹線の札幌延伸と並んで、北海道経済を活性化させる大きな要因となっていることは言うまでもない。今年も日ハムファイターズは、春季のキャンプを元気に展開し、再び日本一を目指してスタートしている。
 
第1 次産業比率全国1 位
　当県の面積は83,424.3㎢で、第二位の岩手県と大差をつけての日本一。人口は537.6 万人で全国8 位。福岡県より大きく、岐阜県より小さい。年齢構成をみると14 歳以下の幼年人口は11.5％、15 ～ 64 歳の生産年齢人口は59.6％、65 歳以上の老年人口は28.9％で、全国と比較すると高齢化が進んでいる道県民分配所得は13.8 兆円で全国9 位。一人当たり所得は254.5 万円であり、全国で大分県に次いで第33 位と低い。産業別構成比をみると、第1 次産業は3.9％、第2 次産業は16.5％、第3 次産業は79.2％で、全国平均と比べると1 次産業比率が高い。工業出荷額は6.7 兆円で全国17 位、人口当たりでは122.6 万円で全国39 位と低い。
 
ホテルは件数・客室数とも堅調
　飲食店数は14 年で2 万8319 店。内訳をみると、食堂レストランが2393 店で8.5％、専門料理店が6611 店で23.3％を占める。その中で多いのは中華料理店の2337 店で8.3％を占める。次いでその他専門料理店が2101 店の7.4％と続いている。そのほか、すし店が1229 店（4.3％）、そば・うどん店が1263 店（4.5％）となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは7811 店（27.6％）、酒場・ビアホールは5735 店（20.3％）と、両者で47.9％を占める。以上のほか喫茶店は2434 店（8.6％）、ハンバーガーなどその他の飲食店は755 店（2.7％）である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達飲食サービス業」は2169 店である。ホテル数は14 年で689 軒、客室数は6 万3674 室で、90 年からの伸び率をみると、ホテル数は全国の82.3％に対して当県は128.1％と平均を上回っている。客室数は全国の105.1％に対して当県は128.1％の伸びで平均を上回っている。
 
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