2017年2月における全国のホテルパフォーマンスについて集計がまとまった。
2017年2月の全国の平均客室稼働率は70.3%で、対前年同月比で0.4ポイント減。定員稼働率は79.2%で0.4ポイント減少した。
またADRは10,099円で対前年同月比同。
結果RevPARは8,029円で対前年同月比0.9ポイント減となった。
関東エリアや東海では引き続き稼働率が伸び悩んでいる。また、昨年2月にあった旧正月(中国・春節)が1月末にずれこんだことと、昨年2月がうるう年であったことなどもあり、多数のエリアでADRを伸ばすことに苦戦しRevPARベースでは減少結果となった(17年通年RevPARではプラスで着地)。なお、16年時は12月間のうち16年9月時を除き11月間でRevPARは伸長していた。
【北海道エリア】88.4%(0.8ポイント減少)
千歳は「冬季アジア大会」。札幌は「インバウンド増加、ツアーのファミリー層より個人手配の割合が高くなりつつある」、「大型イベント関係の集客(冬まつり、冬季アジア大会)、春節のインバウンド需要」、「ADR 重視により、稼働率をおさえたため」。函館は「WEB 予約好調、インバウンド増加」。
「全国稼働率調査」記事詳細は3月24日号にて。本誌では実際の各地域の稼働率、前年同月比、各エリアでの同月の特色などのほか、ADR動向を掲載している。
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