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インタビュー  ワシントンホテル㈱  WEB で完結する会員制度「宿泊ネット」が フロント業務の軽減と新たなリピーター獲得を実現する

ワシントンホテル㈱ 代表取締役社長 内田和男氏、経営企画室室長 布目 浩氏

【月刊HOTERES 2017年03月号】
2017年03月03日(金)
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ワシントンホテル㈱ 代表取締役社長 内田和男氏
経営企画室室長 布目 浩氏

 
都市型の「名古屋国際ホテル」、ビジネス型の「ワシントンホテルプラザ」、宿泊と朝食に特化した「R&Bホテル」の3業態を運営するワシントンホテル株式会社は、現在約30 万人の会員ネットワークを活用する自社運営の宿泊予約サイト「宿泊ネット」を10 年前より構築している。今、グループホテル以外とも共有することで、その利便性を高めようとしている「宿泊ネット」について、代表取締役社長の内田和男氏、経営企画室室長の布目 浩氏に聞いた。
 
 
カード不要
業界初となる会員制度の拡大
 
—ホテル業界の現状について、どのようにとらえていますか。
 
内田社長 国内のホテルは数年後には供給過多になる事態も念頭に置いておく必要があると考えています。そこで、ワシントンホテルでは自社で運営する宿泊予約サイト「宿泊ネット」を展開しています。
 
 当社では、昭和40 年代からワシントンホテル・チェーンを展開。最盛期には100 万人超の会員を「カードで管理」していましたが、フロント業務において、実に多くの手間が生じるデメリットもありました。そこでカードシステムに代わるシンプルな形を構築できないかと、10 年前に展開したのが「宿泊ネット」です。インターネット上でポイントの付与や利用まですべて完結でき、カードリーダーなどの専用機器も不要。初期導入費用もなく、フロントでの業務負荷も掛かりません。お客さまもWEB から「宿泊ネット」を介して宿泊予約をすれば自動的に会員登録が完了します。さらに施設側は、加盟店として「宿泊ネット」に部屋を提供するだけで、会員ポイントプログラムをインターネット上で自動的に運営できるのです。
 
 現在、「宿泊ネット」の加盟店募集を独立系ホテルに呼び掛けています。当社実績では「宿泊ネット」によるリピート率は約60%で、これは一般的なOTAに比べて2倍以上であり、「宿泊ネット」による安定顧客化を示しています。「宿泊ネット」への加盟によるさまざまな相乗効果と、集客力アップと継続的な利用(安定顧客化)が見込めるでしょう。
 

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