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インタビュー 元US Ambassador Embassy Mission Residence Tokyo Executive Chef and Director of Events Marybeth Boller 氏

それでも私は日本に残りたいと思った 米国人シェフから見た日本の魅力と可能性

【月刊HOTERES 2017年02月号】
2017年02月24日(金)
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Marybeth Boller
【プロフィール】1991 年にニューヨークでのレストランを皮切りに、ニューヨークを中心に米国内のレストランで要職を歴任。2004 年にMarybeth's Caterersを開業。その後12 年にBG Restaurant のエグゼクティブ・シェフを経て14 年9 月に米国大使館のExecutive Chefand Director of Events に就任。

2014 年9 月に米国大使館のエグゼクティブ・シェフとして就任以来日本で活躍をしてきたMarybeth Boller 氏。この度の米国大統領選挙によって同氏は米国大使館のエグゼクティブ・シェフの職を離れることとなったが、同氏は日本に残ることを決めたという。本インタビューではMarybeth Boller 氏に来日までの経緯や大使館での仕事、そして同氏の感じた日本の魅力について語っていただいた。

 
米国大使館シェフとなるまでの道のり
 
まずは日本に米国大使館のエグゼクティブ・シェフとしていらっしゃった経緯について、教えてください。
 
 キャロライン・ケネディ元大使とのお付き合いはもう16 年になります。以前は、ニューヨークでシェフとして働く傍ら、夏のバケーションの際に彼女のパーティーのために料理をつくることとなったのがきっかけです。
 
 米国の『マーサ・スチュワート』誌(米国の雑誌名)のマーサ・スチュワート氏が以前からキャロライン・ケネディ元大使の友人で、マーサ・スチュワート氏に「夏のバケーションの間に誰か良い料理人がいないか」と相談があったそうです。私はスチュワート氏からそれを聞いて興味を持ち、レジュメと手紙を送り、さらにはイベントの招待状なども送らせていただいて、その結果返信をいただき、その後ロングアイランドの家でテイスティングを行ない…、といったことが16 年前にありました。
 
 その後は私もニューヨークをベースに働いていましたので、私の時間が空いている時にニューヨークにある彼女の家やパーティー、コーポレートイベントなどさまざまなシチュエーションで彼女にかかわるようになりました。
 
 そして彼女が日本に米国大使として移ることが決まった際、私も一緒に移らないかと相談をいただいたのです。
 
 私はそれまで日本に来たことがなかったので、日本に移った場合、食材や現地の食などそれらをどう活かせば良いのかということなどをいろいろと考え、相談をいただいてから3カ月くらいだったと思いますが、実際に彼女が移るという段階になり、日本に行くことを決断したのです。

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