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第5回 乗松文夫  従業員の心身の健康を考える 

第5回 ウェルネス経営の指標について

【月刊HOTERES 2017年01月号】
2017年01月20日(金)
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FiNC
代表取締役副社長 CWO 兼CAO
乗松文夫
1949 年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。1973 年日本興業銀行入行。執行役員個人営業推進部長を経て、みずほフィナンシャルグループの発足とともに、みずほ銀行常務に就任。営業部門を統括。2003 年協和発酵工業に転じ、その後、協和発酵キリン常務、協和発酵フーズ社長、総合商社で あるミヤコ化学社長を歴任。更に岩手県大船渡市・陸前高田市の復興に携わる。金融、メーカー、商社、シンク タンクなど幅広い業界に通じ、豊富な人脈を持つオールラウンドなマネジメントのプロ。
 

ウェルネス経営の効果測定を行い、的確な改善を行います。今回は指標として有名な「アブセンティズムによる損失コスト」と「プレゼンティズムによる損失コスト」をご紹介します。
 
ポイント(要点・特徴)
■ ウェルネス経営の指標は「アブセンティズムによる損失コスト」と「プレゼンティズムによる損失コスト」
■ 対策するべきは「プレゼンティズムによる損失コスト」

 
 前回は、「栄養」「運動」「睡眠」「メンタル」からアプローチするウェルネス経営の具体的な施策についてご紹介しました。
 
 ウェルネス経営を実践した後は、適切な効果測定をし、計画と改善を行う必要があります。今回は、ウェルネス経営の効果測定でよく使用される指標についてご紹介します。
 
 ウェルネス経営の効果測定の有名な指標として、「アブセンティズムによる損失コスト(以下 アブセンティズムコスト)」と「プレゼンティズムによる損失コスト(以下プレゼンティズムコスト)」があります。「アブセンティズムコスト」とは、遅刻・早退・欠勤・休職など、心身の健康不調により勤務ができないために生じる生産性の損失を指します。また、「プレゼンティズムコスト」とは、出勤しているが心身の健康不調により、十分に業務でパフォーマンスが出せていないために生じる生産性の損失を意味しています。
 

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