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データファイル 日本フードサービス協会

2016 年11 月の外食産業市場動向  休日数減少もファストフードが好調で、売り上げは前年を上回る

【月刊HOTERES 2017年01月号】
2017年01月20日(金)
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 11 月は、前年より休日数が1 日少ない曜日まわり、北日本での低温や関東甲信地方での記録的に早い積雪など、外食のマイナス要因があったにもかかわらず、好調なFF が引き続き全体を牽引し、全体売り上げは101.7%と3 カ月連続して前年を上回った。
 
 FF(ファストフード)業態では、全体売り上げは104.0%と前年を上回った。ジャンル別では「洋風」は、人気メニュー復刻キャンペーンで引き続き好調なところもあり、売り上げは104.3%となった。「和風」は、鍋など季節メニュー、定食メニュー、地域限定メニュー等が好評で、売り上げは105.7%。「麺類」は、新商品の販促強化により売り上げは103.8%。「持ち帰り米飯・回転ずし」は店舗数の減少で売り上げは99.7%。「その他」は、アイスクリームが携帯会社とのコラボキャンペーンで客数を大幅に増やし、売り上げは107.0%となった。
 
 FR(ファミリーレストラン)業態の全体売り上げは、曜日まわりで客数が伸びず98.7%と前年を下回った。
 ジャンル別では、「洋風」は、クーポンや高単価メニューの投入効果が見られたものの、悪天候と曜日まわりから売り上げ98.9%。「和風」は、比較的客単価が高いブランドで集客に苦戦し、売り上げ97.5%。「中華」は、会員募集キャンペーンなどが奏功し、101.0%となった。「焼き肉」は、集客が振るわず売り上げ97.2%となった。
 
 パブ・居酒屋業態では、「パブ・ビアホール」は、遅い時間帯の客足が落ちたものの店舗増により売り上げ103.0%。「居酒屋」は、引き続き店舗削減で売り上げは95.0%と前年比減が続いている。
 
 ディナーレストラン業態では客単価は低下傾向であるものの、店舗増と休祝日の集客増で、売り上げは105.2%となった。
 喫茶業態は、新作メニュー、既存メニューの冬季バージョンなどを店頭で積極的にPRし、売り上げは101.2%となった。
 
 
日本フードサービス協会
http://www.jfnet.or.jp/

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