アジア・パシフィックは2 指標で減少
アジア・パシフィック全体の稼働率、客室平均単価(以下ADR)と販売可能客室一室当たり収益(以下RevPAR)は、2 指標で減少の結果となった。
稼働率は73.3%(1.2%増)、ADRはUSD98.38(2.0%減)、RevPAR はUSD72.11(0.8%減)だった。
なお、日本の稼働率は85.5%(1.8%減)、ADR は1 万6628.87 円(0.1%増)、RevPAR は1 万4223.98 円(1.7%減)だった。
今回の調査にあたり、STR は次のようにコメントした。
「日本は稼働率においてミッドスケールは1.1%の上昇をしながらも、ラグジュアリー(4.9%減)・アッパー(3.9%減)はともに大きく低下しました。
マレーシアは稼働率73.2%(1.1%増)、ADR はMYR384.40(5.1%増)、RevPAR はMYR281.42(6.3%増)と3 指標において増加し、2011 年7 月以来の大きな伸びとなりました」
主な市場動向として、バリ(インドネシア)は稼働率78.7%(8.1%増)、ADRはIDR162 万7551.11(9.3 % 減)、RevPARはIDR128万476.30(1.9%減)と2 指標で減少した。
デリー首都圏(インド)は稼働率61.5%(7.2%増)、ADR はINR5376.14(1.4%増)、RevPAR はINR3304.09(8.7%増)と3 指標で増加した。
データファイル STR
2016年8月 世界4地区と国・都市別ホテル客室指標
【月刊HOTERES 2016年10月号】
2016年10月28日(金)