2016年9月における全国のホテルパフォーマンスについて集計がまとまった。
2016 年9月の全国の平均客室稼働率は83.5%で、対前年同月比で変わらず。定員稼働率は73.6%で1.5ポイント減少した。
またADRは11,118円で対前年同月比1.1ポイント減。
結果RevPARは9,417円で対前年同月比0.7ポイント減となった。
RevPARが対前年同月比で減少となったのは2014年1月より弊社でRevPARの集計をとって以来初となる。
昨年にあった5連休のシルバーウイークの影響もあり、 全国的にADRを上げることに苦戦し、ADRを下げて稼動 率上昇を目指す動きにシフトするケースが多い月であった。
【近畿エリア】88.1%(0.9 ポイント減少)。
浜松は「自動車学校の合宿生の増加」。 名古屋は「単価アップ施策のため稼動 率が低下。昨年比、大型イベントの減 少」、「シルバーウイーク/F1など、カレンダー・イベント減の影響」。志摩は「伊勢志摩サミット効果、団体旅行の集客 が顕著」。
「全国稼働率調査」記事詳細は10月28日号にて。本誌では実際の各地域の稼働率、前年同月比、各エリアでの同月の特色などのほか、ADR動向を掲載している。
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