森トラスト㈱は10月5日、都心部のホテル4 物件（『シャングリ・ラ ホテル 東京』、『コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション』、『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』、『ホテルサンルートプラザ新宿』）を、「森トラスト・ホテルリート投資法人」に譲渡したと発表した。
今回譲渡したホテル4 物件は、東京駅に隣接する5 つ星クラスのインターナショナルホテル『シャングリ・ラ ホテル 東京』のほか、日本を代表する主要駅に近接した、『コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション』（東京駅徒歩4 分）、『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』（新大阪駅隣接）、『ホテルサンルートプラザ新宿』（新宿駅徒歩3 分）で、いずれも国際的な観光・ビジネス拠点として国内外の多くの方々に利用されてきた実績を持つホテル。
『シャングリ・ラ ホテル 東京』と『コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション』は区分所有権、『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』は共有持分の一部、『ホテルサンルートプラザ新宿』は所有権を譲渡した。
森トラストグループは、日本のホテルマーケットの活性化に向け、良質で魅力的なホテルアセットへの投資機会を提供すべく、2016年1 月にホテル特化型リート「森トラスト・ホテルリート投資法人」を組成し、2016 年度中の東京証券取引所への上場を目指している。
同グループは今後について、ディベロッパーである森トラスト㈱と、ホテルオペレーターである森トラスト・ホテルズ＆リゾーツ㈱が、これまで蓄積してきたホテル開発・運営のノウハウや総合力を生かし、スポンサーの立場から、「森トラスト・ホテルリート投資法人」の資産性・安定性・成長性を実現すべく運用をサポートしていくとしている。
【譲渡ホテルの概要】
シャングリ・ラ ホテル 東京
所在地 東京都千代田区丸の内 1-8-3 丸の内トラストタワー本館 地上 1 階/27～37 階、地下 1 階
客室数 200 室 開業年 2009 年
施設 レストラン、スパ、フィットネス、宴会場、チャペルなど
コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション
所在地 東京都中央区京橋 2-1-3 京橋トラストタワー 地上 1～4 階
客室数 150 室 開業年 2014 年
施設 レストラン、カフェ、フィットネスなど
コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション
所在地 大阪府大阪市淀川区宮原 1-2-70
客室数 332 室 開業年 2015 年
施設 レストラン、バー、フィットネスなど
ホテルサンルートプラザ新宿
所在地 東京都渋谷区代々木 2-3-1
客室数 624 室 開業年 2007 年
施設 レストラン、宴会場、バーなど
