http://www.themulia.com/bali/ja-jp/
 
インドネシアバリ島「Mulia Hotel Bali」主催、アメリカの企画会社DFW Eventsにより、世界を舞台に活躍するトッププランナー& デザイナー31 人を招いた5 日間のイベントが開催された。日本を代表して婚礼プロデュースや一般社団法人ワールドワイドパーティプランナー協会事務局を務める㈱CHIKYOUGROUP代表の葉山泰子氏が選ばれた。葉山泰子代表に経緯や日本のウエディングにおける課題をお話いただいた。
 
photography brianleahy
http://brianleahyphoto.com/

 
　米国を中心に世界各国から選ばれたウエディングのトッププランナー＆デザイナー31 人が、インドネシアバリ島の「Mulia Hotel Bali」に集結しました。ビジネスパートナーが夫の場合は夫婦同伴可能瀬したので、総勢40 人ほどになります。イベントの目的は同ホテルへのウエディングパーティの誘客において、世界を舞台に活躍しているプロフェッショナルにホテルの存在、魅力そしてバリ島そのものの魅力を伝えることにありました。　私が選ばれた背景はバリ島への誘致はもちろんのことですが、海外のトッププランナーとの交流を通して、日本における突破口を切り開きたいという企画会社の思いがありました。日本でのウエディングパーティ実施ができなく苦戦しているということだったのです。
 
　出会った多くのトッププランナーたちも何度となく日本開催を試みアプローチをしましたが、ことごとく断られてきたそうです。この現状を知り、求められているのに受け入れられていない現状はとても残念であるとともに、今後、ウエディングパーティを広げていく上でチャンスであると感じました。
 
　日本のウエディング事情は縮小傾向にあります。しかしながら、海外に目を向け、寛容に受け入れることができれば、まだまだチャンスがあります。海外のウエディングシーンが日本で披露されることで、日本のウエディング始めパーティ文化に新たな息吹が芽生えます。今後は今回のバリ島のように海外のトッププランナーを招いたイベント企画も個々のホテルや、地域一丸となって企画することも必要なのかもしれません。私一人の力ではできません。ウエディング業界、そして新たなパーティ＆イベント事業を作り上げていくためにも業界一丸となって取り組むべきではないのでしょうか。