2016年6月における全国の稼働率について集計がまとまった。
2016 年6月の全国の平均客室稼働率は79.5%で、対前年月比で1.0%増加。定員稼働率は68.7%で0.5%増加した。
大都市圏では稼働が微減の傾向にあるが、地方を中心の稼働が微増した。九州エリアでは平成28年熊本地震の影響もあり、宿泊需要が増加している。
本誌では16年6月の全国主要都市の客室稼働率を地域別に掲載。今回は南関東エリアについて、また変動要因である各ホテルのコメントを紹介している。
【南関東エリア】77.5%(3.3 ポイント上昇)。
成田は「稼働率はクルーの増加などで対前年を上回ったが、人数ベースだとインバウンドが減少したために対前年を下回った」。幕張は「学生団体とコンサート系の増加によるもの」。横浜は「ADR は落としたものの、客室稼働率と宿泊人数を上げたことで増収」。平塚は「中国インバウンドツアーの相次ぐキャンセル」。
「全国稼働率調査」記事詳細は7月22日号にて。本誌では実際の各地域の稼働率、前年同月比、各エリアでの同月の特色などのほか、ADR動向を掲載している。
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