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トップインタビュー  ㈱ゼットン 代表取締役社長 鈴木伸典. 氏

チームの集団の中に入りスタッフを伴走。 業態毎に合わせた仕組みづくりと スタッフの個性を磨く

【月刊HOTERES 2016年04月号】
2016年04月15日(金)
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「Zetton」ブランドの各種レストランをはじめハワイアン料理を中心としたカフェ業態「Aloha Table」、ブライダル事業「Heritage Bridal Collection」などを展開する㈱ゼットン。同社の社長に3 月1 日、鈴木伸典. 氏が就任した。87 店舗約2000 人のスタッフを率いるという重責を担う鈴木氏に今後の取り組みと抱負を聞いた。


㈱ゼットン 代表取締役社長 鈴木伸典. 氏

日本から世界に発信できる
レストラン企業を目指す
 
このたびは社長就任おめでとうございます。社長就任の経緯と、社長に就任されて思われることはありますか。
 
 創業20 周年を迎えた企業のトップに立ち、身の引き締まる思いです。
 今まさに企業としての売り上げも、スタッフの数もずい分と大きなチームとなり、新しい体制に変わるタイミングだと判断しました。もともと創業者である稲本からは、会社設立20 年を一つの区切りにしていきたいという話が以前より出ておりましたが、ちょうどそのタイミングとも合ったということです。
 
なるほど、それでは以前からこのタイミングを意識していたというのがあったのですね。ただ、飲食ですから独立ということも考えたりはしなかったのでしょうか?
 
 実は、ゼットンに入社した当初、私はこの会社で一生働くという考えは持っていませんでした。ところが、29 歳のころ「ODEON」という店舗で店長をしていたときに気持ちに変化が生まれたのです。仲間も増え、充実した日々を送る中で、彼らを残して自分が会社を飛び出し起業するということに違和感を覚えるようになりました。この業界では「あなたの夢は?」との問われたとき「独立」と答えるのが当たり前となっています。それ以外の道もあるのではないかと、私らしい生き方を模索するようになりました。そして行き着いた答えが「ゼットンで仕事を極め、ゼットンを企業として成長させること」だったのです。そう考え始めてからはまったくぶれることはありませんでした。

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