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第6回 就活の先生 夏目 幸明の熱い! 新卒獲得術 

第6 回  少子化時代の採用とは

【月刊HOTERES 2016年04月号】
2016年04月01日(金)
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夏目 幸明
〈profile〉1972 年愛知県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、広告代理店、アサツーディ・ケイを経て独立し編集プロダクション「解放区」を主宰。ビジネス系の記事を中心にジャーナリストとして執筆活動に入る。「マーケティング、マネジメント、技術がわかれば企業が見える」と考え、これらを報じる連載を持つ。講談社の『週刊現代』に「社長の風景」を連載し大手企業トップのマネジメント術を取材。小学館の『DIME』では「勝ち組のヒット開発列伝 UN・DON・COM.」を連載しヒット商品開発者にマーケティングや技術面の進化を取材してきた。これらの知識を活かし「企業ジャーナリスト」としてテレビ、ラジオ等に出演。雑誌などでインタビューをされる側になることもある。企業に関する知識を活かし、資格の学校「TAC」や明治学院大学などで「就職活動講座」の講師を務める。主な著書には『掟破りの成功法則- 破天荒創業者のマジ語り』2004 年PHP 研究所、『社長の説教!! - 自分の可能性が引き出される叱咤激励』2006 年日本文芸社など多数。

 採用の現場に携わる者の悩みは「どのように志望者を増やし」「いかに優秀な学生を採るか」の2 点に絞られる。さらに最近は「いかに内定辞退を防ぐか」も重要な課題だ。第6 回は、今までの連載を振り返り、これら問題にどうリアクションすべきかをまとめた。 まず、志望者を増やし、内定辞退を防ぐ方法だ。最も重要なポイントは「企業イメージのアップ」だとお伝えした。ここで「給与が安い」とか「土日休みじゃない」などと後ろ向きになる必要はない。『2016 年卒マイナビ大学生就職意識調査』によれば、学生の就職観の1 位は「楽しく働きたい(32. 2%)」、2 位は「個人の生活と仕事を両立させたい(24. 1%)」、3 位が「人のためになる仕事をしたい(16.3%)」で「収入さえあればよい(2. 6%)」、「出世したい(1.0%)」を大きく引き離している。すなわち、多くの学生は職場の人間関係や雰囲気を重視しているのだ。そして「働くことに不安はあるか」と聞くと、最も多い回答が「十分な収入が得られるか( 63. 3%) 」、次に「職場での人間関係がうまくいくか(60. 4%)」だった(リクルート、2015 年)。
 
 筆者はよく、就職活動を恋愛に例える。

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