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2023年2月17日号 トップインタビュー クラブメッド 東・南アジア、太平洋地域 最高経営責任者 レイチェル・ハーディング氏 /クラブメッド 東北アジア代表取締役社長 マーク・ルトゥールノ氏

トップインタビュー クラブメッド 東・南アジア、太平洋地域 最高経営責任者 レイチェル・ハーディング氏 /クラブメッド 東北アジア代表取締役社長 マーク・ルトゥールノ氏

【月刊HOTERES 2023年02月号】
2023年02月16日(木)
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----クラブメッドの強みはどんなところですか?

ハーディング G.Oもそうですが、クラブメッドの強みは、お客さまを世界中のさまざまなマーケットから集客できること。さらに、お客さまが私たちを選ぶように、私たちからもお客さまとつながることができることです。そのため、世界各地に営業拠点があります。

私は担当の地域を監督しながら、各エリアのゼネラルマネジャーと協力し、つながったお客さまとの関係を大切にしながら、自分たちの担当以外の場所にある世界中のリゾートを紹介することで拠点を広げてきました。

コロナ禍からもうまく回復することができたのも、世界中に市場があったおかげ。たとえアジアが閉鎖されても、他のエリアで集客ができました。

そのように私たちは、グローバルな視野を持ちながら、ローカル視点で問題を解決する「グローカル戦略」を推進しています。まずはお客さまがお住まいの地域のリゾートに来てもらい、体験していただいてクラブメッドを好きになってもらい、他の地域のリゾートも紹介しています。この方法は大変有効で、アジアだけでなく、世界中のクラブメッドで成功しています。

中でも日本には4つのリゾートがあり、2つの大きな戦略部隊があります。1つはリゾートを対外的に販売するチームです。そして、もう 1つはリゾートを運営するオペレーションチームです。この異なる 2つの部隊がそれぞれダイナミックに動くことで、相乗効果で市場を広げています。

----なぜ今回、北海道のキロロに注目したのですか?

ルトゥールノ キロロは非常に特別な場所だと思っています。日本の方にとっても、夏と冬のリゾート地として定評がありますよね。私たちはすでに北海道のサホロとトマムにリゾートがありますが、少し違う目的を求めて戦略的にキロロへやって来ました。

 その唯一無二の素晴らしさは“雪”です。さらさらとしたシルキースノーは、世界有数の雪質。しかも日本随一の積雪量を誇り、12月から 5月上旬の長い期間スキーを楽しめます。それらはよく知られていることですが、クラブメッドのネットワークを通して、もっとよいものを提供したいと思ったのです。

 日本にあるクラブメッドのマウンテンリゾートは、日本人にとても人気です。さらに、オーストラリアやシンガポール、台湾、香港、中国など、他の多くの国々でも需要があります。その傾向はますます顕著に変化し、カナダやフランスなど他の地域の私の同僚も、日本に顧客を送りたいと興味を示しています。

 

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